一日ずれた3連休が始まった・・・・、久方ぶりの泉南地区の和泉層群巡検。

20代の頃に化石採集を再開し始めた時、地学の本で泉南地区の化石産地情報を知った、
箱作・畔の谷・新池・滝の池・昭和池など、本の情報で産地を巡ったが化石の出方が不明で、
岸和田自然博物館に教えを乞うた、丁度空きができた箱谷の化石採集会に参加できて、
ようやくこの産地の化石の出方や産状が判明、採集方法を覚えると化石が見えだした。
それの呼応するように採集できる化石も増た、地元の化石を中心に採集したいという、
自分の目標もできおのずと泉南地区への足が遠のき、ここ十数年は訪れることも無かった。

久方ぶりに泉南地区の和泉層群の化石産地、畔の谷・昭和池・滝の池の産地の巡検を計画、
人混みが多く滝の池は車が止められず、畔の谷・昭和池の2か所の産地を巡ってきた。
オーソドックスな産地ではあったが、今は訪れる人も少ないのか露頭は風化して草が生え、
ハンマーの跡もなく良い状況とは言えなかったが、お土産程度以上の物も持ち帰得れた。

👇昭和池の露頭。 表面にはナノナビスの断面が多く見られたが、取り出しは苦労する。
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👇表面をはがすとナノナビスの本体が、ここからは慎重に剥離しなければならない。
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👇ナノナビス 右側は条線の違いからヤーデイアと思われる、この産地では初めて◎
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👇畔の谷は荒れていた、ノジュールはカス、台風の倒木から天然のシイタケを採集?
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