野上電鉄が貨物扱いを終了した後の事業列車、工事のバラスト輸送や保守用車のみ、
線路上で貨車を引く姿はまれにしか見る事が出来ず、なかなか稀有な存在だった・・・。
年に数回ではあるが沿線の雑草駆除の為に、除草剤散布列車が運転されている、
長物貨車の上に水槽タンクを置き、車端の散布ノズルから除草剤を散布して走る、
薬剤の積み込みや続行運転の為に、普段は使われていない北山駅の側線を開放する、
あって無きの閉塞区間を併合して運転中の、日方から続行で北山駅まで運転を行う、
紀伊野上駅での行き違いの無い時間帯で、下り列車が北山駅発車後に登山口まで、
帰りは続行運転で北山まで戻り上り列車を退避、1本やり過ごして重根駅まで運転、
重根で入換を行い下り列車の続行で日方まで運転する、閉塞無視の運転形態だった。
👇動木~紀伊野上  北山行除草剤列車
      NT0209 動木~紀伊野上 臨除草
👇北山駅 上り(登山口)列車の退避と薬剤積み込み
 NT0206  北山 臨除草
👇北山~野上中 薬剤散布列車  モハ31
 NT0205  八幡前~北山 臨除草
👇野上中~幡川  速度が遅いので単車で追いつける
       NT0207  野上中~幡川 臨除草
後にも先にもこの列車の運転に遭遇したのは、この1回のみであった・・・・