化石採集

恐竜を探せ

和歌山県立自然博物館のイベントに参加、参加と言うよりもお手伝いに参加、
月2回程度の化石採集には行くのだが、この頃持ち帰り品が少なく紹介できない。
このイベントは数十年続く人気で、参加者の抽選倍率が半端な数字じゃないと言う、
コロナ下まん延防止の最中で特段の注意で、今回は参加者を少なくして開催された。
化石採集のお手伝いと同定と言う目的で、ほぼ毎回参加させていただいているが、
現在活動自粛中の近畿地学会から、今回は6名もボランティアで参加してくれた、
化石採集したくてうずうずした猛者が集まり、+アルフアな採集もされていたようだ。
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説明が終了後に現場まで15分かけて移動、海岸の産地で恐竜化石を探す参加者。
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お手伝いの合間に自分も化石採集を楽しむ、割り残した石から大型の二枚貝が出た、
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今回も残念ながら恐竜化石は発見できませんでした、と言う事でまた来年も開催できる、
参加人数が少なかったので「これ何」攻撃も散発、化石の見つけ方や化石の同定などが、
ゆっくり行う事が出来ました・・・、一番ひどい時は参加者120名でお手伝い2名の時も、
私のお持ち帰りは久しぶりのカシオペの実体化石、先の大型の二枚貝?は博物館に寄贈、
誰かはベレロフオンだと言いましたが、巻貝である可能性もあるとの事です・・・


お久しぶり ネイテイア

Neithea kanmerai HAYAMI は特徴のある放射肋を持つ大型になる二枚貝、
私のバイブルともいえる小畠先生の、「白亜紀有田層の化石層序」にもでていた二枚貝、
私も吉川の露頭で発見しましたが、石が固くて分離が悪く私の技術ではどうにもならず、
和歌山県立自然博物館に寄贈しました、学芸員の方の見事なクリーニングで本来の姿に、
丸っこい上部をクリーニングされた状態で、今は同博物館の標本ケースの中で過ごしています。
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先の同産地の化石採集で残された石を割っていると、特徴的な線の集まりが目に留まり、
この産地でよく見つかるハボウキガイ(ピンナ)かと、肋の間隔がおかしく感じました。
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同じ場所から今度は大きな二枚貝の一部が、この時点でこの化石の正体が判明しました、
以前見つけたネイティアだと思い付近を捜索、埋もれた状態で部品が見つかりました。
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  Neithea kanmerai HAYAMI  中生代白亜紀前期 
    時代 有田層中部層     産地 和歌山県有田郡湯浅町
上の写真は下部(膨らんでいない方)の印象化石です、細かい放射肋が特徴です、
最初に見つけた膨らんだ方の上部と思われるものは、貝の上下両内側の空間の化石、
化石本体は溶け去ってしまい空間になり、上下の外側と内側の部分が残されています。
この事からまだどこかに膨らんだ方の上部があるはず、崩された残土は50㎝くらいあり、
この中に埋もれているか又は、まだ崩されずに壁面についている可能性があります・・・
先の採集者はこの化石に気が付かなかったのか、それとも膨らんだほうだけ採集したか?
この時点でもう一回採集に行く口実が出来ました、こんなのが出るので有田層は楽しい。



お立ち台の産地 採集品①

有田層の産地では最も高所にあると思われる露頭、矢田池の採石場と同じ地層だ、
産地で化石採集しながら鉄道写真もOK、私には楽しい採集地の一つになっている。
今回は先の採集者が崩した安全な崖ので採集、ほとんど転がっている石を割り採集、
崩されてから相当時間が経過しているので、石の表面は雨に現れて泥が流れ落ちて、
表面が観察しやすくなっているの状態、割るよりもまず表面観察が必要な状態だつた。
此処の石の特徴は泥岩と砂岩になるが、泥の質に大きく傾き風化が早いと言う石が多い、
元より化石本体が残る岩質ではないので、本体は溶け去り両面とも雌型と言う状態だ、
表面観察ではアンモナイトやウニの部品が多く、三角貝は完全体も多く見つかった、
クリーニングごの水洗は避けてブラシで泥を落とし、パラロイドで保護を行っている。
👇Shasticrioceras nipponicum (シャスティクリオセラス・ニッポニカム)
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👇怪しい  Crioceratites asiaticum (クリオセラティテス・アジアティカム)? 
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👇Phyllopachyceras sp. (フィロパキセラス属の一種
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👇Anahamulina sp.  (アナハムリナ属の一種)
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👇 Cytheales ?(ヘゴ属の化石・葉の付け根部分の印象化石)?
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スケールはすべてが1㎝になります、Cytheales(シソカリアス?)は久しぶり、
以前に門田先生のところで現物を見ていなければ、プリカチユラと同定したはずです、
先に採集した物は和歌山県自博に寄付したので、この標本は不完全ですがキープです。
写真2番目のアンモナイトは怪しいですね、これ以外にも部品はたくさんありましたが、
断片的なものが多く泣く泣く現地に放置、まだまだ訪れたい産地となりました。




有田層で採集(白亜紀の海岸)

前回干支の山「虎ヶ峰」の帰り道で、鳥屋城層にて2022年度の化石の初採集しました、
海岸の潮干狩り的採集に終わってしまったので、今日は有田層の産地に行って化石採集、
以前から採集したかった場所に行きましたが、コロナ下の事もあり許可がもらえません、
仕方なくと言うか第二の採集予定地へ転進、此処も危うい場所ですが大丈夫でしょう。
前年にどこかの猛者が含化石層を狙い壁を崩していました、だから割る石はゴロゴロ、
転石割に専念できる良い場所です、もう一つの良いことは眼下に鉄道線路が走っている。
化石採集道具以外にカメラと三脚を持参、時間を気にしながら片っ端から石を割る・・
この場所は少し泥っぽい石なのですが、アンモナイト・三角貝・ウニなどが他産します。
👇冬季限定の化石産地、夏場は雑草に覆われイノシシが徘徊する。
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👇化石産地からの紀勢本線  家が多いけれどまっいいか?
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まず放置プレイで表面が洗われた石の意確認、割ることなくシャスティクリオセラス、
割り込むとアンモナイトの部品がゴロゴロ、程よく風化した石からはアナハムリーナが、
状態の良い物だけを選びお持ち帰りします、後は残念ながら放置プレイの継続です。
👇残置(放置)石から拾ったシャスティクリオセラス
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👇割り込んだ石からアンモナイト
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👇今日はウニとトリゴニアが多く見つかる
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殻こそありませんがこの産地のトリゴニアは良い、ウニもハート形の物が他産する、
後半に久しぶりにネイシアとバケべリアが出た、帰りのザックは満杯状態になった、
獣道を重い化石を背負い化石産地から下山、1か所産地を回るが見学のみに留める、
2回目の初採集でしたが満足のいく結果、次回は山奥の産地を回ろうかと思案中。


 


2022年 化石初採集

年の初めの化石採集はボウズは嫌だ・・・、従来の慣例では沼谷が最有力候補地、
この産地は川原を歩くだけでも化石が拾える、そんな優良産地なのでNo1候補。
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今年は時間と天候の関係で近場へ、以前R424のバイパス工事の時は多産した化石、
今は採集が困難な化石の部類になった、テトラゴニテスやユーボストリコセラス狙い、
十数年前に放棄されたみかん畑の産地、谷筋の風景はみかんの木々が枯れてなくなり、
谷の両側の露頭が良く見える状態ではあるが、アプローチが楽な産地で採集者が多く、
方々に割跡が目立ち石が散乱している、まず露頭の表面観察で化石を探すも痕跡なし。
団塊で取り出せるものの表面や、団塊間の隙間の石を中心に割り込んでは見たものの、
ノジュールと言うものはほぼ出なく、渦巻状やばね状態のアンモナイトは出てこない。
石に目が慣れた頃にイノセラムスが1個飛び出した、後はボチボチ2枚貝を追加する、
最上部層からの二枚貝を多く含み石を見つける、手元が暗がりになるころに採集終了、
一応イノセラムス3個・ナノナビス1個・二枚貝多数、初採集は潮干狩り状態だった。
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今思えば424工事の頃は多産した化石もだが、通常では採集できる場所が少なく貴重品、
今の確率的に言えば鳥屋城山の代表種、デディモセラスの方が多く見つかっているかも。


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