人類学と考古学

水車谷銅鉱山遺跡

三重県紀和町の楊枝川沿いに残る、水車谷銅鉱山遺跡を訪れました・・・
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案内看板から石の階段が残る山道を15分、谷深い山の斜面に石垣が現れます。
奈良時代よりこの地に金銀銅が見いだされ、江戸時代に最も栄えたのだとか、
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入り口からたどると墓石群や役所跡、当時この地にあった円通寺の手水鉢が残り、
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六地蔵尊からの墓石群へ、佐渡・生野からの鉱山技術者の墓碑名もあるとか?
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番所跡の山腹には3か所の坑口が見える、狸掘りと思われるが奥は見えない。
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途中にも数多くの坑口も見られる、鉱石粉砕に使われた臼鉢が残っていた、
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上部の精錬用焼窯(熊野床型)が2か所復元され、構造を見学することができる。
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上部の精錬用窯跡に至る木橋、石垣の上と下部の岩はすべてカラミでできている、
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広場には墓石群が残る、子供女性名の墓もあることから村を形成していたようだ、
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当時はこの狭い谷に多くの施設や住居が並び、さぞ壮観であったと想像できる。
水車谷の鉱山遺構はよく整備されてはいる、ただ山中という事もあり近寄りがたい、
山道や途中不明なところもあり注意が必要、付近には近代の紀州鉱山遺構もあり、
貴重な鉱山遺跡としてこれからも、保存・整備・公開に力を入れてほしいもである。
※和歌山県・那智山の尻剣谷の鉱山遺跡もこの水車谷に勝るとも劣らない場所、
  尻剣谷遺構の破壊が進む前に、保存研究・公開が望まれる所である。

この後紀州鉱山・上川坑口の文字岩も見学、こちらは不親切・危険な案内板で、
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(上川坑口の真横にあるのだが、表面が汚れて判読できない状態)
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また途中で道が不明瞭で迷う恐れあり、途中の案内板の整備が望まれる。


紀伊土記の丘

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紀伊風土記の丘は、
昭和46年(1971年)に岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)の、
保存と活用を目的として整備された公園だ、園内及び付近にはには5~7世紀に作られた、約700基の古墳があり、当時の紀ノ川平野に勢力を持っていた豪族の紀氏との関わりが深いと言われている。

ここには開園当時から何度も足を運んだ、当時は付近には何もなくただただ田んぼが広がっていた、
現在は山すそまで住宅が広がり、時間の経過というものを実感させられた、
なんだかんだで40年年前の開園なのだが、当時と比べると展示内容の充実や園内の整備が進み、
体験プログラムなども行なわれて、以前よりも楽しめる場所になっている。

時間の関係で園内を全周することができなかったが、近場の古墳を10基ほど見学してきた、
古墳の説明や内部の照明なども取り付けられていた為か、開園当初に感じたお墓(怖い)という感覚は、薄れていた、和歌山に住みながら初めてという嫁さん子供も、始めての古墳に感動していた。

当時「考古学だいすき少年?」だった?こともあり、家から自転車で2時間かかるが何度も足を運び、
付近の発掘現場も見学させてもらったことも記憶に新しい。

公園の詳細は下記HPより

     http://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/

こんなもの見つかりました!

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化石標本と鉄道模型を整理していたら、ずいぶん昔に行方不明になっていたお宝を発見した!

和歌山県北部には、縄文時代から古墳時代にかけての遺跡が、紀ノ川をさかのぼるように集まっている、紀ノ川の支流の貴志川の川沿いにも縄文時代の遺跡が数多く点在している、特に縄文時代晩期の溝ノ口遺跡や志賀野遺跡が有名であるが、貴志川流域には遺跡と認定されていない遺物を包含する地区も数々見られる、地元である動木や下佐々には縄文時代の遺物が転がっている場所がたくさんある。

小学生の頃自宅近辺の柿畑や田んぼの中から、縄文時代の石器を集めることが流行した、今のように娯楽が少なく、自然が豊富な地域であるここいらでは、水晶探しや石器探しが流行しても、何も不思議でなかった、自分たちが下佐々遺跡・平遺跡と呼んだこの2地区からは、鏃や石包丁そして石斧(槍)などが多く見つかっている、その地区内で工事や住宅建設があれば、必ず基礎工事のときに何かでないか確認に行ったことが思い出される、その当時に採集していたものの一部が見つかった、加工の原石はカンカン石でおなじみのサヌカイトと呼ばれるもの、和歌山県内には産地がなく奈良県・二上山産のものだろうか、化石と違い時代が新しいが、人の手が加わった加工品としての機能美と言うものも感じられる。

その後、いまだにどちらの遺跡も発掘されることなく、住宅の下になったり道路に変わったりして、寸断されてしまったが、ここには太古の人たちの生活の跡が残されていたのは事実である。
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