うだるような暑さと、梅雨前線と低気圧に伴う強風で畑の物にダメージが大きい、
ゴーヤの蔓も葉も痛んでいるし、強風によりイチジクやトマトは落果している、
夕方には雨が降り出しホットひといき、痛んだ夏野菜の手入れを行なった、
てんとう虫の被害は落ち着いたが、これからはカメムシの発生が気にかかる。
夕餉に気が付いたのだがナツツバキ(ヒメシャラ)の花が咲き始めていた。
別名シャラノキ(娑羅の木)、仏教で聖木とされる沙羅双樹にちなんだ名前だが、
本来の沙羅双樹とは別物、地方によってはサルスベリ(猿滑り)とも言われる、
後者は木の幹がよく似ていて判別しにくい、花はまったくの別物ですぐわかる、
落花する時はツバキ同様に、花弁全体が上を向いて一日咲きで落果することから、
首切り花と呼ばれて忌み嫌われる地方もあるらしい、梅雨空に真白く咲き落ち行く、
梅雨空に映える白い花が好きだ。