涸沢の秋を楽しみたいと思っていた、何度か通ったlことはあるがいつも夏ばかり、
1986年の10月有志を募り計画した、職場のOBも参加するという事になり7名、
燃えるような紅葉と雪が一緒に見れればと期待した、しかし天候は雨と天気予報、
夜行「ちくま」とバスを乗継ぎ上高地へ、早々の雨のお出迎えすぐ雨具のお世話に、
涸沢の紅葉には少し早いかなという状態ではあったが、ナナカマドは真っ赤だった。
翌明日は雨が上がる事を期待し就寝、朝は涸沢ヒユッテの前から日の出を待った、
雨雲の間から一瞬太陽がさし込んで、涸沢小屋付近の山肌を輝かせたのが最後、
太陽は雲間からでる事はなく、どんよりとした曇り空のままで紅葉もくすんで見えた、
友人と別行動で午後まで頑張ったが曇り空、仕方なく穂高山荘へ向けて登山開始、
夕刻に穂高岳山荘で友人と合流した、彼らも全行程霧の中の山行となったようだ、
翌日は奥穂高岳から前穂高岳経由で上高地へ、この時にやっと晴れ間を見た。